2015.05.15更新
理事長コラム 021 顎骨成長を促すグラインディング咀嚼
噛みごたえのある硬性ガムで咀嚼機能がどのように変化するかテストしました。テストされたのは平均年齢10.5歳の児童13人です。児童には「左右両側でバランスよく噛む、口をしっかり閉じて噛む、顎を横に動かして噛む:グライディング咀嚼」を指導し、
1ヶ月間1日2回、朝夕食後10分間の咀嚼トレーニングをしました。その結果、咀嚼機能の向上と咀嚼改善による歯列幅の増加が見られました。このようにグライディング咀嚼を続けると顎骨の成長が促されるので、成長期の子どもで永久歯に生え代わる時に、乳歯よりも本数が増える永久歯を受け入れるスペースができて、歯並びの排列の乱れを予防することが考えられます。きれいな歯並びのためにも歯ごたえのある食べ物を奥の臼歯を横に動かして咀嚼し顎骨の発達を促しましょう。(訓練にはライオンのディアップオーラルガム)
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2015.05.11更新
4月30日 早朝羽田RUN
朝に両親を羽田空港に送ったあと、せっかくだから飛行機を見ながら蒲田まで走ってみました。初めてのコースでしたので新鮮で楽しかったです。写真は見にくいけど、エバー航空のキティちゃんです
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2015.05.08更新
理事長コラム020 口腔がんとは
口の病気といえば、口内炎、歯周病、むし歯が一般的ですが、口の中にも癌(口腔がん)が発生し、近年その数が増加していることはあまり知られていません。口腔がんは早期発見・早期治療によりほとんど障害を残さないで治療できる病気ですが、進行したがんでは大がかりな治療が必要になり、食事や会話などの日常生活に大きな障害が生じます。
口の中は直接見ることができるので、口腔がんは早期に発見されやすい筈ですが、初期の状態で病院に受診する方が少ないようです。
口腔がんで最も多いのは「舌がん」で、次に多いのは歯ぐきにできる「歯肉がん」です。その他に「口腔底がん」「頬粘膜がん」「上顎洞がん」があります。口の中の傷などが、いつまでも治らない場合は早めに歯科医院に受診しましょう。
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2015.05.01更新
理事長コラム 019 フッ素の作用と歯磨剤の有効利用
歯磨剤のフッ素は歯の表面にフッ化カルシウムとして残り、少しずつ溶け出してフッ素イオンを出します。このフッ素イオンが歯を酸に強い性質にし、初期むし歯では再石灰化を促進します。フッ化カルシウムは歯を守るための貯金のようなものです。また、フッ素は歯垢にもしみ込んで歯を溶けにくくしてむし歯菌の働きを弱めてむし歯になりにくくします。
フッ化カルシウムは300ppm以上のフッ素濃度でできやすくなり、必要な時間は2分程度と言われています。そのためには、フッ素濃度が900ppm配合の歯磨では1g以上の量が必要になります。これはヘッドの長さが2センチの歯ブラシの3分の2の量になります。せっかくのフッ素を生かすにはむし歯のできやすい奥歯から磨き、すすぎは少なめにして、長時間歯磨きの方は最後の2分に歯磨剤を使うと効果があります。
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