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2023.03.31更新

インプラントも歯周病になります!
歯は口の中に出ている部分を歯冠、歯肉を通じて顎の骨の中に埋まっている部分を歯根といいます。歯肉と歯根の境目の歯肉は歯にぴったりとくっ付いているわけではなく、2~3ミリ上部は、はがれていて隙間になっています。食後の歯磨き等の手入れが悪いと、歯周病菌が、この隙間に住み付いて、やがて歯肉炎、歯周病となって歯根を取り囲む顎の骨を溶かしていきます。これが歯周病です。
インプラントは人工歯根といわれるように、歯根の部分が金属製でできていて、それを顎の骨に埋め込むことによって成立つものです。
ですから、食後の歯磨き等の手入れを怠ると歯周病と同じようにインプラントを取り囲む骨が溶けてしまいます。これをインプラント周囲炎といいます。
歯根を取り囲む歯肉は、正常には上部2~3ミリははがれていますが
その直下は生理的にくっ付いていて歯周病菌を寄せ付けませんが、インプラントは歯肉とはくっ付きませんので、まともに歯周病菌の攻撃を受けやすいことになります。そのような意味では余計に手入れが大切になってきます。

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投稿者: 柏木歯科医院

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