理事長コラム 028 一本の歯の大切さ 小田原 歯科


お口の中の歯は全部で28本(親知らずを入れると32本)あります。そんなにあるなら、一本ぐらい無くてもいいと思う人がいるかも知れません。歯は一本でもなくなると、咬み合わせる相手の歯を求めてさまよい始めます。抜けた隙間に向かって両隣の歯が倒れてきたり、今まで咬み合っていた歯が浮き出てきてしまいます。歯は一本、一本独立して生きているのではなく、上下左右で支え合いながら生きているのです。歯がなくなると相手を求めると云うことはそういうことです。ですから一本の歯をきちんと直すことは大切なことなのです。