2015.06.19更新
理事長コラム 027 失う歯の数が多くなるほど死亡危険度と骨折リスクが高まる 小田原 歯科
都道府県歯科医師会会員21,152名を対象としたコホート研究で、平均5年強にわたる分析結果によると、失う歯の数が増えるほど死亡危険度が上昇することがわかりました。
失った歯の数が20~24本になると、死亡危険度は1,55で、これは喫煙者、糖尿病有病者の死亡リスクに匹敵します。
また、失った歯の数と寝た切りにつながり易い大腿骨骨折との関係では、失った歯の数20本以上のグループの骨折リスクは、0~9本のグループの5倍でした。失った歯の数を15本未満と15本以上に分けた場合でも骨折リスクは15本以上が5,17倍になりました。
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