2015.05.08更新
理事長コラム020 口腔がんとは
口の病気といえば、口内炎、歯周病、むし歯が一般的ですが、口の中にも癌(口腔がん)が発生し、近年その数が増加していることはあまり知られていません。口腔がんは早期発見・早期治療によりほとんど障害を残さないで治療できる病気ですが、進行したがんでは大がかりな治療が必要になり、食事や会話などの日常生活に大きな障害が生じます。
口の中は直接見ることができるので、口腔がんは早期に発見されやすい筈ですが、初期の状態で病院に受診する方が少ないようです。
口腔がんで最も多いのは「舌がん」で、次に多いのは歯ぐきにできる「歯肉がん」です。その他に「口腔底がん」「頬粘膜がん」「上顎洞がん」があります。口の中の傷などが、いつまでも治らない場合は早めに歯科医院に受診しましょう。
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