2015.04.17更新
理事長コラム 018 歯は数が少なくなると失うのが早くなる
Ekulud等の10年間にわたる追跡調査によると、歯が1~7本しかない人は、24本以上ある人に比べて、年齢に関係なく全部の歯を失う割合は20倍以上であった。また、歯が数本しかない若者は、同数ある老人よりも全部の歯を失いやすいようである。
他の調査で、歯を持っている人を0~20本、21~25本、26~28本のグループに分けて比べてみると、0~20本のグループは年あたり平均的に失う歯の数は0.19本で、26~28本のグループの4倍以上であった。
このように歯は数が少なくなるにしたがって、失いやすく、失う早さも増すようである。また、かみ合う上下の歯が少なくなると、負担が増して歯周病になりやすくなったり、歯が割れやすくなり、歯を失う確率が高くなるようである
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