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2015.03.20更新

母乳の卒乳時期とむし歯
3歳以下の小児236名に行った口腔内診査、アンケート調査による「母乳の卒乳時期とう蝕罹患性との関連性について」の研究によると、卒乳の遅い子どもは、卒乳の時期が遅くなるほど、むし歯にかかる割合が高く、同時に授乳回数および砂糖含有飲料や菓子の摂取回数も増えていた。このことは、授乳回数が多いと間食の頻回摂取へとつながり、それがむし歯のリスクを高めていることになり、さらに、その傾向は卒乳時期が遅くなるほど著しかった。
 また、1歳6ヶ月以降になると、離乳が難しくなり、母親の出産年齢が高くなるにつれて卒乳時期は遅くなるようである。
(小児歯科学雑誌47巻1号より)

投稿者: 柏木歯科医院

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