2015.02.06更新
理事長コラム008 二次う蝕(むし歯)と根面う蝕
むし歯の治療は終わったからといって安心しないで下さい。今までのようなむし歯ができる環境を変えないと、やがて、つめたり、かぶせたりした周りからむし歯ができてしまいます。これを二次う蝕と呼んでいます。二次う蝕を何回も繰り返すと、次第に修理する場所が大きくなっていき、ついには歯の神経(歯髄)を取らねばならなくなります。また、全体をかぶせた歯の根元が二次う蝕になると歯肉の下まで腐ってしまい抜かねばならなくなります。
それに、年齢が進んで、歯ぐきが下がって歯の根が露出してくると、根面う蝕のリスクが高くなります。二次う蝕と根面う蝕の予防には規則正しい食生活とていねいで優しいブラッシングと定期健診が欠かせません。
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